脈圧 小さい 疾患 対処法

脈圧が小さい場合に考えられる疾患と対処法

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 まず、脈圧の定義ですが、血圧の収縮期血圧(最大数値)と拡張期血圧(最小数値)の差ということになります。
例えば血圧が上130mmHg、下80mmHgという場合であれば、脈圧は50mmHgという計算になります。
脈圧の正常値は、最大血圧の1/3程度と言われています。
一方で脈圧が小さいとは、数値としてはどれくらいなのかと言いますと、25mmHgを下回るような数値です。
この状態では、心臓の機能に何らかの異常があり、血液が効率よく循環できていません。
その分、脈拍数を増やして、効率の悪くなった分を補おうとしてしまいます。
心臓機能に異常があるにも関わらず、過度な負担がさらにかかっている状態になりますので、医療機関にかかるという対処法を前提に対応を取りましょう。

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では、脈圧が小さい場合に考えられる疾患名について確認しておきましょう。
もっとも考えられやすい疾患は、頻脈と呼ばれる不整脈や心臓の収縮機能が低下する心不全、または心臓が大きくなり空間が広くなることで上手く血液が送れない拡張型心筋症です。
いずれも死に至る可能性を秘めています。
特に拡張型心筋症は難病指定疾患です。
また、大動脈弁狭窄症という可能性もあります。
これは、大動脈弁の性質が何らかの影響で固まってしまい、血管が狭くなり、効率よく血液が送れないという状態です。
これらいずれも、心臓が正常に作用しない非常に危険な疾患です。
近年では、医療の進化によって、手術も進歩していますので、たいていの疾患は治すことができます。
早期治療を行えば尚更です。
ぜひ早い段階で医療機関にかかる対処法をとってください。

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