脈圧が小さい心タンポナーデの原因や対処法について
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心タンポナーデという症状があります。
これは何らかの原因によって心のう液が急激に増えてたまってしまうことで、心のう内圧が上昇をして心臓がしっかりと拡張することができない状態のことを言います。
なぜこのような症状が引き起こされるのかというと、胸部外傷や大動脈解離が心臓部分にまで影響を及ぼした場合に発症することが多くなっています。
これらが原因となっていますが、食道癌や肺ガンなどの悪性腫瘍の進行によっても心タンポナーデが見られることがあります。
具体的には人間の体にどのような症状が現れるのかというと、症状の程度によっても異なっていますが、基本的にはショック状態に陥ってしまいます。
したがってだるさを感じたり脈圧が小さいなどがあります。
このほかに見られる症状としては、呼吸困難や胸が苦しい、意識障害や循環不全やチアノーゼがあります。
病院で診察を受ける必要がありますが、このときには頸動脈の怒張や血圧低下、脈圧が小さいかどうかが確認されるようになっています。
心のう液の貯留の程度や心臓への圧迫の程度で診断されるようになっています。
このように病院で診断された後の対処法としては、まずはショック状態を改善することが大切です。
対処法としては心のうに針を刺して心のう液を排出させます。
治療をできるだけ安全なものにするために、エコーで心臓や心のう液がたまっている部分を確認しながら治療を行います。
このほかにカテーテル検査室でレントゲン装置を使って行われているところもあります。
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