二段脈とはどのようなもので、その原因と治療法は何か
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二段脈とは不整脈の一つで、1つ目の脈は通常通りに打つが、2つ目の脈は早いタイミングで打つ症状のことです。
直接的な原因は期外収縮です。
期外収縮の原因は大きく2つに分れます。
1つは心臓等に異常がない健康な人に起こる場合で、これは、アルコールやコーヒーなどの飲み過ぎ、喫煙、睡眠不足、ストレス、加齢などが原因です。
特に人間は歳を取ると心臓が弱くなるため、加齢に従って自然と不整脈は増加します。
もう1つは心臓に異常がある場合で、心筋症や狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症などで起こります。
先天性の心臓病や自律神経失調症で起こることもあります。
このようなことによって、脳から心臓へ出ている電気命令が異常をきたし、不規則となっている状態が、二段脈です。
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二段脈とはそのほとんどが、健康人に起こるので特別な治療は必要ありません。
生活の乱れを直せば、二段脈も少なくなります。
症状が強く動悸が激しい場合には抗不整脈薬を使います。
心臓病で二段脈が起こっている場合は、症例が少ないだけにより注意した診断が必要です。
正確な判断は、心電図を使いますが、その補助としてホルター心電図やトレッドミル運動負荷試験を行います。
心臓病が原因の二段脈の治療にはナトリウムチャンネル遮断薬(電気信号を制御する薬)と抗不安剤を用います。
しかし場合によっては、不整脈をきっかけとして頻拍から心室細動へと移行していく場合があります。
心室細動は心臓が細かく痙攣している状態で、これが続けば心臓が血液を送り出せず、死亡します。
二段脈とはその多くは治療の必要のない病気ですが、中には死亡の危険もあるので、一度検査を行うのがよいでしょう。
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